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海外市場調査・海外リサーチの重要性とグローバルマーケティングラボに出来ること

日本企業のグローバル展開と海外市場調査・グローバルマーケティングの重要性

 海外に進出している日系企業の総数は、外務省『海外在留邦人数調査統計(平成30年要約版)』によると、2017年10月時点で7万5,531拠点であり、前年より3,711拠点増加して、過去最多となりました。2008年の5万4,168拠点と比較すると、この10年間で1.4倍となっています。
 国別では、中国が最も多く3万2,349拠点(日系進出企業全体の43%)、次いで米国が8,606拠点(同11%)、インド4,805拠点(同6.4%)、タイ3,925拠点(同5.2%)、インドネシア1,911拠点(同2.5%)、ベトナム1,816拠点(同2.4%)の順です。
 地域別の拠点数を10年前の2008年と比較すると、アジアが38%増、北米が48%増、中米が163%増、南米が104%増、西欧が22%増、東欧が43%増、中東が40%増、アフリカが74%増となっています。2005年以降、海外に進出している日系企業数はアジアが最も多いですが、近年、中南米やアフリカへの進出が増加しています。また、アジアの中では、インド、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーが高い伸び率を示しています。

 国内人口の減少と市場の縮小が、日本企業とりわけ製造業、サービス業の経営戦略を策定する上で重要な要素となり、海外進出を後押しする原動力の1つとなっています。これまで安価な労働力をもとに生産国としての役割を担ってきた新興国が、近年、目覚ましい経済発展を遂げ、所得の増加・購買力の向上により新たな市場を創出しています。一方、新興国を含む世界市場は、中国、欧州、米国などのグローバル企業による競争は激化しており、日本企業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。
 日本企業の強みを最大限に活かしつつ、各国の生活、習慣、嗜好、規制、経済などを十分に理解し、様々な事情に合わせた製品・サービスを提供することが事業を進める上で不可欠です。
 日々刻々と変化するユーザーニーズや競合企業の状況、各国の方針・法規制の変化といったビジネスチャンス・リスクをいち早くキャッチし、迅速に対応することが成功のカギとなります。また、製品・サービスをユーザーに効率的かつ安定的に提供できるチャネル構築なども必要です。


グローバルマーケティングラボに出来ること
 
 グローバルマーケティングラボでは、市場性調査、ユーザー・消費者調査、先行企業ベンチマーク調査、技術・価格動向調査など企業様の目的に合わせて、公開情報の収集・デスクリサーチから現地取材・デプスリサーチまで様々な海外マーケティングサービスをご提供しております。
 50年以上の豊富な調査実績により培ったコネクションに加え、提携・協業先のローカルネットワークも活用し、企業様に質の高い情報サービスをご提供いたします。これらの情報は法規制などの公開情報の収集から、販路先候補のリストアップ、ユーザー・ビジネスパートナーの探索、市場ポテンシャルや競合企業の把握など様々な目的でご活用頂けます。
 海外市場調査・海外マーケティングの対象領域は、IT、エレクトロニクス、自動車、機械・装置、化学工業材料、環境・エネルギー、メディカル・ライフサイエンス、住宅・不動産など、幅広くグローバル市場のBtoB領域において豊富な調査実績を有しています。また、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ、インド、インドネシア、タイ、ベトナムといった注目国をはじめ、これまでに40か国以上で海外市場調査・海外リサーチを実施しております。

 海外市場調査・海外リサーチで得られた情報は、事業のポテンシャル・競合環境の把握、現地における製品・サービスの強み・弱み、市場におけるポジショニングの把握、ユーザーニーズ・参入障壁の把握、販売体制・サポート体制の検討などに役立ち、海外進出・事業拡大の検討、海外における具体的な事業戦略や販売戦略等の立案にあたって有益なものになるでしょう。

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