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タイのニュース&トピックス:2023年10月後半


バンチャック・コーポレーションがエッソ・タイランド株の大規模取得を完了(10月17日)
 SET上場のエネルギー複合企業バンチャック・コーポレーションは、公開買い付けを通じて石油会社のエッソ・タイランド(Esso Thailand)の株式の取得を35億4,000万バーツ相当で完了し、これによりエッソ・タイランドの株式の合計76.3%が所有することになった。
 バンチャックは以前、エッソ・タイランドとの事業を統合することで相乗効果が生まれると予想しており、この移転により2025年以内に
さらに30億バーツの利益が得られると予想していると発表した。同社は11月にエッソ所有のガソリンスタンドの名称をバンチャックに変更する予定である。



エネルギー省が農家向けの「グリーン燃料」プログラムを導入する計画を検討(10月19日)
 エネルギー省は、農家が安価な価格で石油を購入できるようにする「グリーン燃料」、いわゆる「非課税燃料」プログラムを導入する計画を立てている。
 このプログラムは、違法な石油購入に対処するために始まった漁師向けのグリーン燃料計画に似ており、農家の生産コストと輸送コストの
削減を支援するために開始された。
 担当者は、このプログラムの農業分野での開始を支援するための新しい法律を起草し、今年末までに完成させ、2024年に議会に提出する予定である。
 また、エネルギー省はガソリンとエタノールの混合物であるガソホール91の小売価格を現在の1リットル当たり37.58バーツから2.5バーツ
引き下げる措置を検討しているが、詳細はまだ確定していない。

2023年のタイ輸出のマイナス幅が縮小する見込み(10月25日)
 商務省は、タイの輸出は今年最後の3カ月は改善を続け、2023年のマイナス幅は従来予想よりも縮小すると予想している。
 同省によると、要因は、輸出課題に対処し輸出活動を拡大するための政府と民間部門の協力のほか、干ばつによる農産物や食料品の輸入
増加、為替レートの安定、クリスマスと新年にむけて出荷前に在庫を備えることが挙げられる。
 同省は10月24日に、9月の輸出は2カ月連続で増加し、前年比2.1%増の255億ドルとなった一方、輸入は8.3%減の234億ドルとなり、貿易
黒字は20億9000万ドルとなったと報告した。
 通年の輸出実績はマイナスにとどまる可能性が高いが、その縮小幅は多くの政府機関の予想よりも小さい可能性がある。



タイ工業連盟が今年の国内自動車生産目標を190万台からさらに185万台に引き下げ(10月25日)
 タイ工業連盟(FTI)は国内自動車販売の減少を受け、今年の国内自動車生産目標を190万台からさらに185万台に引き下げた。
 FTI自動車産業は以前、自動車販売の低迷が続いていることから、自動車生産予測を195万台から190万台に引き下げた。今年の国内市場向けの自動車生産は、従来予測の85万台から80万台に減少すると予想されているが、輸出向けの生産は105万台で変わらない。
 銀行が自動車ローンを融資する際の基準が厳格化したことが減少の原因だと考えられた。家計債務の高さ、金利の上昇、購買力の弱さによる不良債権への懸念から、金融機関は借り手を選別するためにより厳しい融資基準を適用している。
 主な輸出市場は中東、ヨーロッパ、北米、中南米である。FTIはイスラエルとハマスの紛争が自動車輸出に与える影響を監視している。

エネルギー省がガソホール91の価格を1リットルあたり2.5バーツ引き下げ(10月25日)
 エネルギー大臣によると、2023年10月24日の閣議で、エネルギー省が提案した方法により、ガソホール91の価格を1リットルあたり
2.5バーツ引き下げることが大筋で合意されたことが明らかになった。
 この提案は、ガソホールの物品税を3か月間、1リットルあたり2.5バーツ引き下げるものである。2023年10月31日に同案が閣議に提出され
次第発効する見通しで、政府はこの種のガソホールの物品税の引き下げにより10億バーツの歳入を失うと見込まれている。
 タイのガソリンスタンドでは4種類のガソホールが販売されている。 10% エタノールと混合されたガソホールE10は、ガソホール91または
95として知られており、数字はさまざまなオクタン価を表している。ガソホール E20は、ガソリンと20%エタノールの混合物である。
ガソホール E85は、85%エタノールの混合物である。
 政府の取り組みにより、ガソホールを使用している自動車運転者がガソホール91に移行すると予想され、バイオ燃料の使用を促進する計画に影響を与える可能性がある。プラユット・チャンオチャ政権時代、エネルギー省はガソホールE10を段階的に廃止し、代わりにガソホールE20をガソリンスタンドの主要石油燃料にすることを目指していた。

生産コストの上昇により、国内精製糖の価格が間もなく上昇すると予想(10月26日)
 干ばつの影響を受けたサトウキビ価格の高騰により生産コストが上昇し、国内精製糖の価格が間もなく上昇する可能性があると予想
されている。
 タイサトウキビ栽培者協会は、主要な生産地域における水不足のため、2023/2024年生産のサトウキビ収穫量は、前シーズンの推定9,400万トンから約10%減少し、わずか8,000万トンに減少する可能性があると報告した。
 砂糖の価格が上昇すれば、サトウキビを原料とする他の製品、特にソフトドリンク、フルーツジュース、エナジードリンク、乳製品などの
飲料、各種菓子や焼き菓子に影響が出る恐れがある。



中国の電気自動車メーカー長安汽車が2025年にラヨーン工場で生産されたEVを販売開始(10月27日)
 中国の電気自動車メーカー長安汽車は、急成長する電気自動車(以下EV)需要に対応するため、2025年にラヨーン工場で生産されたEVを
販売開始し、年間生産能力を20万台に増やす計画である。稼働開始は2025年の予定である。
 同社は第1フェースで88億6000万バーツを投資し10万台規模のEV組立工場と国内外販売用の電池工場を建設した。
 また、同社は、工業団地、賃貸工場、ロジスティクスの開発においてのタイのリーディング企業であるWHAグループと250ライ(1,600㎡)で土地購入契約を締結した。 長安は第二段階のEV生産施設開発のためにWHAグループからさらに300ライを購入する計画である。
 WHAグループによると、長安汽車がWHA Eastern Seaboard Industrial Estate 4 (WHA ESIE4)にEVとバッテリーの生産施設を建設し、 第二フェースの工場もこの工業団地内に開発されると述べた。
 同社はタイを、BEV、HPEV、REEVの3つのカテゴリーの右ハンドルEVの輸出拠点にしたいと考えている。オーストラリア、
ニュージーランド、英国、南アフリカなどの主要市場にEVを輸出する計画である。

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